食あたりによる主な症状と発症までの時間

食あたり 時間

食あたり 時間について

食あたりによる主な症状と発症までの時間

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食あたりになった場合、食品を食べて症状が出るまでの時間は、原因の細菌や、食品をどのくらいの量食べたのかによって異なります。
主な症状と潜伏期間を原因の細菌別に紹介します。
細菌が感染型だった場合、主に3種類の細菌が考えられます。
・「カンピロバクター」は主な症状は腹痛、下痢、嘔吐、腹部が張った感じです。
下痢は水に近い便と粘液便の場合があります。
潜伏期間は1~7日です。
・「腸炎ビブリオ」は主な症状は悪心、嘔吐、下痢、粘着便、発熱、腹痛です。
しびれやチアノーゼが出ることもあります。
潜伏期間は10~20時間です。
・「サルモネラ」は主な症状は嘔吐、腹痛、38度前後の発熱、急激な下痢です。
下痢は水に近く、粘血便が出ることもあります。
潜伏期間は6~48時間です。
感染症の症状の場合、下痢便が1日5回以上出る場合や、下痢便に血が混ざる場合には、早急な治療が必要な可能性があります。
どの細菌が原因でも、食あたりが疑われる場合は、必ず病院で診察を受けることが大切です。